9月、この秋のお知らせです。
いよいよ2学期。薩摩川内の小中学校は9月3日(月曜)からのスタートです。今年は夏休みが少しだけ長くなり、まだお子さまのお休みモードのスイッチが切り替わらないご家庭も多いのではないでしょうか?今朝のFMさつませんだいhttp://fm871.com/からは9月の定番「September」の曲が流され、すっかり秋の雰囲気です。
【其の壱】かたつむり通信 第1号
かみむら耳鼻咽喉科では、この秋から「かたつむり通信」を始めます。これまでもホームページや院内掲示板にお知らせや情報を発信しておりました。かたつむり通信は、院内で配布する「かみむら耳鼻咽喉科のかわら版」です。その時期・季節のホットな医療情報やお知らせを掲載し、受付や待合にて配布いたします。今回は①今期のインフルエンザワクチン、②イムノキャップラピッド(アレルギー検査)についての情報です。ご質問等ありましたならば、お近くのスタッフや院長に、何なりとおたずねください。
【其の弐】風疹の抗体検査(採血)について
今夏より東京・千葉の首都圏を中心に風疹が流行ってきております。 国立感染症研究所は8月下旬に注意を呼びかける緊急情報を出しました。
*国立感染症研究所の情報:https://www.niid.go.jp/niid/ja/rubella-m-111/rubella-top/2145-rubella-related/8278-rubella1808.html
風疹は妊娠初期の女性が感染すると、赤ちゃんに障害(心臓の奇形・難聴・白内障など)がでるリスクがあり(先天性風疹症候群CRS)、国立感染症研究所は妊婦さんの配偶者や家族、予防接種率の低い30~50歳代男性などに任意の予防接種を呼びかけております。大流行した2012~13時年は2年間で1万6千人超の患者さんが出て、45人の赤ちゃんに障害が出ております。なお妊娠中は風疹ワクチン接種(生ワクチンのため)ができませんのでご注意ください。女性は「妊娠前に2回の風疹含有ワクチンをうけておくこと」、さらに「妊婦の周囲の方もワクチン接種を行うこと」が重要です。30~50代の男性で風疹の罹患歴がなく、母子手帳でワクチン接種歴が不明な場合は、早めにワクチンを接種しましょう。
以下ご参考に。
<予防接種を一回しか受けていない人が多い世代>
昭和52年4月~平成2年3月生まれの方
<免疫を持っていない・または少ない可能性が高い世代>
昭和52年3月以前に生まれた30代や40代の方
「すでに風疹にかかったことがあるのか?」または「確実に風疹抗体ができているのか?」は検査で確認できます。鹿児島県では、風疹の抗体検査の助成を行っております。かみむら耳鼻咽喉科も登録医療機関ですので、ご相談ください。
*鹿児島県の情報です: http://www.pref.kagoshima.jp/ae06/kenko-fukushi/kenko-iryo/kansen/fuushin/koutaikensa.html
付録: FMさつませんだいが年4回発行するフリーマガジン「あおマガ2018秋号」も届いております。すっかり秋の表紙ですね。ゆるキャラグランプリ2018に参戦中の西郷つん(メス犬です!)もいますね。かみむら耳鼻咽喉科待合に置いてあります。ぜひご覧ください。