発熱外来 再開しております。
年末からの新型コロナのオミクロン株が報告されて、現在猛威を振るっております。
かみむら耳鼻咽喉科では、今週1/18から発熱外来を再開しております。
時間帯は、午前;60分(11:00~)、午後;30分(4:00~)*それぞれ3~4人ずつが目安です。時間帯は流行の状況等で変わりますので必ずお電話でのご予約の上、ご来院ください。当院では、新型コロナ抗原検査での検査を行っております(PCR検査は行っておりません)。
発熱外来対象の方 は以下の通りです。
・かぜ症状(鼻水・鼻づまり・のど痛み・咳・発熱等)のある方
・新型コロナ感染者との接触者または可能性のある方
*症状がない方は抗原検査では判定が困難なこともあり、対応いたしかねます。ご了承願います。
今回のオミクロン株は、これまでのデルタ株とは臨床症状も異なります(比較的軽症で発熱しないこともあり)。先日、われわれ耳鼻咽喉科医の全国組織である日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会から、以下の通知がありました。
『オミクロン株の特徴は従来型と異なり、鼻汁やくしゃみ、咽頭痛など上気道炎症状の頻度が高く、耳鼻咽喉科外来を初診する可能性が高いと考えられます。診療にあたっては、ご自身への感染対策は勿論、院内感染の防止に今一度の厳重な対応をお願いいたします。』
オミクロン株感染の特徴
・潜伏期間が短い(2–3日)
・感染力が強く、家庭内感染率が高い(31-45%)
・従来型より重症化率が低い
・初期症状は鼻汁(73%)、頭痛(68%)、倦怠感(64%)、くしゃみ(60%)、のどの痛み(60%)など上気道炎症状が多い
・従来株より発熱や嗅覚・味覚障害の頻度は低く50%未満
まもなくスギ花粉の飛散シーズンを迎えます。オミクロン株感染は軽症例が多く、花粉症の症状と類似しており注意が必要です。
かみむら耳鼻咽喉科では、院内の滞在時間や待合での密な状態を緩和する対策を行ってきております。来院後、お車や屋外で待ち時間を過ごされたい方は、呼び出しベル(呼び丸)をお渡ししております。ぜひご利用ください。また患者さんの状態によって、呼び丸をお渡しし、お車で待機していただきます。また、院長の判断で診察時にコロナの抗原検査を勧めたりすることもあるかと思います。
しばらくはご不便をおかけいたしますが、新型コロナ感染対策の一環です。ご協力、ご理解の程、よろしくお願いいたします。