新しいめまい検査装置を導入しました。
春に注文していた「めまい検査装置(赤外線眼振画像TV装置)」が、7月19日ようやく届きました。先日医療器具屋さんへセッティングしてもらい、その後のテストもトラブルなく、このたび診療に使えるようになりました。
めまい発作時には、眼球が激しく揺れ動きます。これを眼振(がんしん)といいます。この眼振で、ある程度めまい部位診断が可能で、この眼振をきちっと観察することがとても大切です。特殊なメガネ(フレンツェルめがね)をかけると簡単に眼振を確認できます。今回の装置は、このメガネにCCDカメラと頭位センサーがついており、眼振の様子をモニターで見ることができます。また、眼振を録画し、すぐに再生することが出来ます。今までは実際の眼振の様子を患者さまやご家族に説明しにくかったのですが、この装置で実際の眼振をご覧になれます。
なお、かみむら耳鼻咽喉科のホームページのめまいのページに検査について説明してありますので、ぜひご覧ください。