加湿器イオン発生機を設置しました
かみむら耳鼻咽喉科では、空気清浄機や加湿器を設置し、感染や花粉対策を行っております。診察室にも空気清浄機を置いておりました。暖房を入れたときの診察室の湿度が50%を下回ることもあり、のどの乾燥間を感じておりましたが、先日、私院長自らのどの調子を崩し、診察時に声が十分出ず、皆様に大変ご迷惑をおかけいたしました。今回は久しぶりに重症でした。エアコンに当たりながらの診察で、常に声を使いますので、湿度の管理は必須です。室温が上がれば相対的に湿度は下がり、寒い季節は暖房を入れて、数分後にはカラカラになってしまいます。建築物における衛生的環境の確保に関する法律「建築物衛生法」では、相対湿度の管理基準値は40-70% と定められています。40%未満では、口腔粘膜が乾燥し、ウイルス感染が生じやすくなります。逆に70%を超えると、汗の蒸散を妨げ不快感が生じる、カビの生育が早い、ダニの生育が早くなり、エアコンを使う室内の温度湿度の管理はとても重要です。
現在は、診察室に、加湿イオン発生機(シャープIG-EK100)を設置し、より良い環境となりました。 ご安心ください。
追伸:声を痛めたときには、沈黙が必須です。無理すれば声帯に結節やポリープができ手術が必要になる場合もあります。幸いにも私自身、今回は何とか回復しそうです。声の大切さ、健康管理の重要性を改めて痛感しております。